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よくあるご質問



Q1. 内視鏡検査がつらくないか心配なのですが?

A1. 「安心、安全、つらくない」検査を行うことが、当院のモットーです。高い技術と丁寧な検査で万全を期しております。
胃内視鏡検査については、鼻からの内視鏡であれば「オエッ」という苦痛は非常に少なくなります。大腸内視鏡検査については、腹膜炎・腸閉塞などの既往のある方をのぞき、苦痛はほとんどありません。どうぞご安心下さい。

Q2. 鎮静剤・鎮痛剤を使うと内視鏡検査が楽に受けられると聞きました。鎮静剤・鎮痛剤は使ってもらえますか?

A2. 当院の内視鏡検査では鎮静剤・鎮痛剤は使用しておりません。理由は以下の3つです。

① 患者様の安全のために
鎮静剤・鎮痛剤により、死亡したり、呼吸が止まったりするリスクがあるのをご存じでしょうか。
学会の全国調査によれば、内視鏡検査で鎮静剤・鎮痛剤を使用したことにより、5年間に4名の方が亡くなり、24名が呼吸停止をきたし、12名がショックに陥っています(注1)。鎮静剤・鎮痛剤によるこうしたトラブルは、いつ起こるかが予想できないものであり、取り返しがつかない結果を招きかねません。このため大学病院や公立病院の外来検査で、鎮静剤・鎮痛剤が使われることはほとんどありません(注2)。
学会が作成した内視鏡検診のマニュアルにも「上部消化管(=胃内視鏡検査)における前処置による死亡例は、鎮痛薬・鎮静薬使用によることが多い。従って、胃内視鏡検診において、鎮痛薬・鎮静薬は原則使用しない。」と記載されています(注3)。

注1 「消化器内視鏡関連の偶発症に関する第6回全国調査報告」より。インターネット上で公開されています。
注2 癌の内視鏡治療などの場合、入院した上で鎮静剤を使用することがあります。
注3「対策型検診のための胃内視鏡検診マニュアル 2015年版」より。インターネット上で公開されています。


② 患者様の十分なご理解と自己決定のために
例えば大腸検査では、検査の一部始終をモニターでご覧いただき、ポリープが見つかればその場でご説明し、治療についてご相談しています。鎮静剤・鎮痛剤を使用するとボーッとした状態になり、理解力・判断力は大きく低下しますので、患者様に適切に自己決定していただくことが困難になります。


③ 患者様の利便性のために
鎮静剤・鎮痛剤を使用すると、検査当日は自動車・自転車の運転はできません。鎮静剤・鎮痛剤を使用しなければ、自動車・自転車で来院していただけます。徒歩や公共交通機関利用であっても、鎮静剤・鎮痛剤の影響で、帰宅途中に転倒したり、電車のホームから落ちたりするリスクがあります。

Q3. 長久手市の胃内視鏡検診を受けることはできますか?

A3. 長久手市の50歳以上の方は、隔年で、胃内視鏡検診を受けることができます。期間は5月から12月です。(医療機関により期間は異なります。)自己負担は、69歳以下の方は3,000円で、70歳以上の方は無料です。ただしピロリ菌の検査、がんについての検査(病理組織検査)を行った場合、この部分のみ医療保険での対応となりますので、自己負担金が別途発生いたします。
詳しくは長久手市福祉部健康推進課、または当院にお問い合わせ下さい。
長久手市福祉部健康推進課
0561-63-3300
長久手内科胃腸科
0561-62-1120